日経電子版ビジネスフォーラム「生活者がコントロールするマイデータの信託サービス」が11月22日に開催され、弊社DataSign代表の太田が登壇いたしました。

イベント概要

IoTやシェアリングエコノミーに代表される消費と流通の変化、そしてその先のソサエティ5.0を潤滑に支えるため、現代社会では個人情報が非常に重要な役割を担いつつあります。 今年5月にEUで「GDPR」が施行されるなど、世界的にも個人情報の保護が注目されていますが、日本でも、集積された個人情報を基盤とした情報社会の進化への社会的関心が高まっています。 今後、生活者は個人情報の提供先を自ら信託・コントロールし、企業はその個人情報(=マイデータ)を活用して事業戦略や商品・サービスにつなげる、新たなエコシステムが生まれてきます。そのデータ流通基盤整備の一翼を担うのが、「情報銀行」です。 情報銀行の構想は、政府主導のもと検討され始め、個人情報を生活者から預かり管理し、個人に代わって企業などの第三者に情報を提供する動きが加速しています。本フォーラムでは、情報銀行の活用が各企業の顧客戦略やデータ戦略に与える新たな価値や可能性を探ります。

https://events.nikkei.co.jp/9124

イベントレポート

21世紀の石油とも言われるようになったデータ。新たな経済成長の種として期待が高まる一方、個人データに関しては2018年5月にEUで「GDPR」が施行されるなどその保護が課題として浮かび上がっている。日本でも生活者が個人情報の提供先を自らコントロールし、企業がそのデータを商品やサービスに活用する新たな仕組み作りが進んでおり、その流通基盤整備の一翼を担う情報銀行の役割に注目が集まっている。2018年11月22日に開かれた日経電子版ビジネスフォーラムでは、個人データの将来像について行政や学識経験者、関連企業の経営者らが集い、議論を深めた。

https://ps.nikkei.co.jp/mydata1812