開催からすでに1週間ほど経過しておりますが全社員でPyCon JP 2017に社員一同で参加してまいりました。
DataSignはセッションに参加するだけではなく、予告いたしましたとおりブースの出展もしてまいりましたので、その話題にも触れたいと考えております。
DataSignの社員一同、今回のPyCon JPが初めての参加でしたが、スタッフの方々を中心として一体感のあるカンファレンスで、とても充実した時間を過ごすことができました。
弊社はシルバースポンサーとして参加しました。
そのスポンサー説明会の際に、一般社団法人PyCon JPの代表理事を務めておられる寺田さんが
PyConにお客さんはおらず、PyConに関わる人たちはスタッフ、一般参加者を含めて対等であるという考えを大切にしています。
とおっしゃっていたのですが、肩肘張らずに楽しめる雰囲気のカンファレンスでした。
(※寺田さんのお話は、内容は覚えている範囲の書き起こしなので正確ではないです。)
お弁当がすごい豪華
余談ながら「朝、お昼のお弁当がすごい豪華!」と社員一同で驚いておりました。
過去には1日10万円以上するセミナーにも参加したことがありますが、ここまで充実したお食事は初めてでした。ごちそうさまでした。
セッションについて
DataSignの主力製品はpython 3系とDjangoを利用して開発していたため、主にDjangoが話題となっているセッションに参加するほか、pythonの基礎的なお話を聞きました。
詳細までは踏み込みませんが、下記の発表が個人的に印象に残りました。
まずは、『プロダクト開発してわかったDjangoの深〜いパーミッション管理の話』のお話です。どうやってviewをキレイに保つか、常日頃、頭を悩ませている問題にたいして示唆のある内容でした。
また、『Pythonをとりまく並行/非同期の話』は、実製品の開発で頭を悩ませた並行処理を利用する際の考慮点が、簡潔に整理された発表でした。
開発中には、『ハイパフォーマンスPython』を読んで考え方を整理していたのですが、こちらのセッションのお話のほうがよりわかりやすい、と感じました。
https://tell-k.github.io/pyconjp2017/#1
『Pythonとパッケージングと私』は、これまでほとんど意識せずに利用していたpackageに関する話題でした。
constraints.txtとrequirements.txtの使い分けについて知ったほか、wheelの使い方や存在意義について、このお話を聞いたあとに調べた結果、理解が進みました。
そのほか、最近、注目されているserverless architectureについて触れている『理論から学ぶPythonによるサーバレス開発』も印象に残りました。
Pythonについて触れている部分が少ないのと発表が時間切れになってしまったのが残念でしたが、serverless architectureの歴史や仕組み、採用する際のアプリケーション設計やミドルウェア選定の考慮点も詳細に説明されており、丁寧な内容が印象に残りました。
https://slideship.com/users/@marcy-terui/presentations/2017/09/9PzXZzcJfBR1ENEMmMbGSf
ブースにて
ブースでは製品を使ったゲームをしました。(お陰で幾つかバグが見つかって修正できました。)
※ゲーム
DataSign FE(2020年6月webtruへ改称) を使って任意のURLをスキャンしてもらい、
10個以上の外部サービスが検出されたらEthereum(仮想通貨の意)をプレゼントさせていただきました。
なんと96名もの方がワイワイと参加してくださいました。声を張り上げることもなく空気を読み違えて会場の雰囲気を壊さないようにと気を使いながら大人しくしていたので、かなり多くの方が参加してくださったなぁという印象です。みんな優しかった。。
ご参加された皆様、スタッフの皆様、どうもありがとうございました。
来年も参加できるよう精進してまいります。